2007年10月19日

企業の不祥事と人事労務屋のボヤキ

ここ数年、日本で起きた企業による不祥事

○決算の粉飾や証券取引法違反
 @2004年 カネボウ粉飾決算
 A2006年 ライブドアショック(証券取引法違反)
 B2006年 日興コーディアル証券グループ粉飾決算

○食・住関係
 @2000年 三菱自動車リコール隠し
 A2000年 ダスキン酸化防止剤混入事件
 B2000年 雪印乳業集団食中毒事件
 C2002年 雪印食品牛肉偽装事件
 D2006年 パロマガス湯沸かし器一酸化炭素中毒事件
 E2006年 ヒューザー耐震偽装事件
 F2007年 不二家期限切れ原材料使用事件
 G2007年 ミートホープ牛肉偽装事件
 H2007年 石屋製菓「白い恋人」賞味期限改ざん事件
 I2007年 赤福賞味期限改ざん事件

○サービス系企業の事件
 @2007年 コムスン(人員基準違反・架空請求)
 A2007年 NOVA(解約料返還問題)
 B2007年 フルキャスト(労働者派遣法違反)

2000年に入って、企業の大きな不祥事の事件だけで、16件

この16件という数字、確かに多い。

そして

非常に興味深いのは、2006年以降に発生した事件が11件も

あるということ。

これは、2006年に内部告発を促すために施行された公益通報者

保護法
と強く関連しているように思われます。

実際、事件が明るみに出た発端は、その会社の従業員による

内部告発だと言われております。



また、上記の一連の不祥事とリンクするがごとく

ここ数年、「コンプライアンス」、「コーポレートガバナンス」、

「内部統制」、「CSR」という目新しいマネジメント手法が登場

するようになった。

所謂、ルールを整備することによって、会社の行動を規制していこう

という考え方です。

そこでの主流は、会社法、証券取引法、金融関連法といった法律と

財務諸表、財務報告書類の財務会計的なところに光が当たっている。

もちろん、コンプライアンスの中で労働基準法も取り上げられて

はいるが、前者に比べると、どうも企業の取り組みとしては弱い。

一部の社会保険労務士の方々が、企業に対して‘経営労務監査’

という手法をアピールしているが、今一つ盛り上がらない理由はそこ

らへんにあるのかもしれない。

しかし、個人的には

時代の流れから見ると、この‘経営労務監査’の手法は、あながち

外れてはいないと思う。


特に、‘組織風土’‘従業員のモチベーション’という視点から、

人と組織の問題点を分析し、健全な組織に改善、改革していくとい

うアプローチあれば、企業のコンプライアンスやCSR確立に大いに

役立つツールになりえると思うが、いかがなものか?


恐らく、上の不祥事を起した企業を人事労務の視点から考察、分析

すれば、組織風土のなかに、不祥事を引き起こす‘空気’や‘体質’

が、あったものと推察できる。


ルールの整備も良いが、所詮それを運用していくのは、そこの‘組

織’で働く‘人’だ。

多くの企業は大小問わず、‘組織’と‘人’の関係の中で、多くの

解決しなければならない問題を抱えている。


この問題を先んず解決しなければ、「コンプライアンス」、

「コーポレートガバナンス」、「内部統制」、「CSR」も絵に描

いた餅で終わる。


だから、‘組織’と‘人’を扱う人事労務の仕事は、企業のかなめ

になるのだ!


組織運営において、

財務による視点も重要だが、人事組織の視点は、もっと重要。

会計士の話ばかり信用するな、人事屋の話に、もっと素直に耳を

傾けろ!




というような事を今度、ウチのボスに話してみようと思うが、多分

伝わらないだろうな。もうやだ〜(悲しい顔)


(注)
上記内容の一部は、「会社の品格」小笹 芳央より抜粋
しています。





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posted by 人事屋ジンベイ at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 人事制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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