2006年04月06日

プロの仕事をもっと信用せんかい!

前回、法改正における定年年齢の引き上げの問題に関連して就業規則変更の記事を書きましたが、

今日、担当者より電話が入り、労働基準監督署に無事、提出したとの連絡がありました。

それにしても、私が就業規則と嘱託社員規定を作成してから提出までずいぶんと時間がたっており、なぜこんなに、提出が遅れたのか担当者に理由を聞くと、

実は、「医院長の命令で、変更作成した就業規則と嘱託社員規定を弁護士にリーガルチェックしてもらえ」という話になり顧問弁護士の方でチェックの作業が入ったことを初めて知りました。

「何んだそれ!」

就業規則における“継続雇用制度”導入程度の問題で、わざわざ弁護士にリーガルチェック依頼するかよ?
それも、就業規則のプロである社会保険労務士が作成したものを!

おまけに、担当者に
「本年度より62歳に引き上げればOKなのに就業規則には65歳になっているので、これ訂正したほうが良い」という弁護士から的を外した助言があったそうです。

この先生もマイナーな法律である「高年齢者等雇用安定法」を慣れないながらきっと調べたはずですが、

ただ、
@ 平成25年4月1日より65歳に引き上げられるこということ

A 60歳定年、以後継続雇用制度を導入する
B 希望者全員が対象
といったことが労使自治で決定された過程を知らずに、たんに法文上のチェックをいれただけですから、上記のような助言になるのです。

医院長先生、就業規則は職場の実情や労務管理と密接に関係しており“そこを十分理解した上でないと”就業規則はつくれませんし、チェックできません!

就業規則はたんに法律条文の羅列で完結するものではなく、「会社と従業員が相互に良好な関係を築き、気持ちよく働けるための」一つの仕掛け、ル−ルという重要な側面をもっているのです。

そこを分かっているのは、顧問弁護士でなく、社員であり社会保険労務士である私ですヨ。

最終的には、担当者より上記項目を説明し、私が作成した就業規則を変えることなくチェックが終了しましたが、

法律関係は全て弁護士にまかせれば安心という短絡的なこの経営者の発想、
社会保険労務士の仕事、専門が何なのか理解していない、この悲しい現実に

ホント、疲れました今日は。



今日も最後まで読んで頂き、また応援・コメントありがとうございます。
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posted by 人事屋ジンベイ at 22:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 労働法務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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